2011年3月11日の東日本大震災で被災した方にお勧めの本が「絶対に知っておきたい!震災時の法律相談」です。
震災に起因する様々な法律問題を分かりやすく解説しています。
内容は
- 土地と建物
- 借地と借家
- お金やローン、保険
- 家族の行方不明や相続
- 仕事と雇用
- 原発事故と損害賠償
- 被災企業の支援と再建
- 被災地の復興、その他
となっています。
管理人も本書を読んで知ったが多いのですが、今回の東日本大震災は通常の地震災害をはるかに超えた大災害であるため、期間限定で被災者に有利になるような法律が施行されている場合がありようです。
期間限定なので、被災された方はなるべく早くそういう情報にアクセスした方が良いと思われます。
たとえば、震災で会社が長期間にわたって休業した場合、2011年5月から災害時における雇用保険の特例措置が実施され、従業員が解雇や退職など実際に失業していなくても失業給付を受けられるようになる場合があることは、この本を読むまで知りませんでした。
ちなみに本書の内容は2011年8月現在の状況に基づいて書かれたものです。
現在、日本列島自体の地震活動が活発化しており、今後も大きな地震が起こると予測されています。
万が一、自宅が被災した場合、いろいろ問題が出てくると思いますので、それをどのように解決するかということを知っておきたい方は読んでおけば役に立つと思います。
特に持ち家の方、これから家を買おうとする方は、被災した時にどのような援助が受けられるか、受けられないか、ということを確認しておくのもよいかもしれません。
著者はブログも運営されているようですので興味のある方、被災された方、はそちらをチェックされてみてもいいかもしれません。
もちろん、詳細な情報は各機関で相談することになると思いますが、ざっくりどんな援助があるのか、被災した場合どういうことが問題になってくるのか、非常に参考になる本でした。
オススメです。
【オススメ防災食!】
? 温め不要スティックタイプ森下仁丹食養生カレー・・・New!
? 尾西のアルファ米
? ボローニャパンの缶詰