クリスマスケーキを自宅でこどもと美味しく楽しく作る7つのポイント

皆さんは、クリスマスケーキは、お店派ですか?それとも自分で作る派ですか?

我が家は、数年前までは、お店で注文していましたが、ここ数年はこどもが手作りしたがることもあって自宅で手作り派です。

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自宅でクリスマスケーキ手作りは安上がりで楽しさ抜群!

そして、手作りの利点は2つあります。

一つは、クリスマスケーキ作り自体が、楽しいクリスマスイベントになること。

クリスマスケーキを作ることで、クリスマスの雰囲気はとても盛り上がります。こどもは特にケーキに生クリームを塗るデコレーションが大好き。目をキラキラさせて、楽しんでいます。

二つめは、クリスマスケーキ(イチゴ+生クリーム)を自宅で作ると、お店で注文するより、実は安上がりですみます。

ケーキ店で頼めば、4,500円くらいかかるところが、2,500円くらいで作ることが出来ます。しかも作りたて!

絶対、シェフの美味しいケーキでないとイヤだ!とか、自分ちで作るのは面倒だ、手作りなんて嫌いだ、と言う方は、お店で頼まれた方が良いと思いますが、とりあえずケーキはないと、と思っている方で安くすませたい方は、いちど手作りケーキに挑戦してみてはいかがでしょう。

スポンジケーキを焼くとこから始めると大変ですが、最近はスポンジケーキも安くスーパーなどで販売していますので、それを買えば、後はデコレーションだけ、とっても簡単です。

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そして、せっかく作るなら、自宅で作るにしても、美味しいクリスマスケーキを作りたいですよね。

ここからは、ここ何年か自宅でクリスマスケーキを作ってみて、ここを押さえれば美味しいクリスマスケーキをこどもと楽しく作れる!というポイントをご紹介していきたいと思います。

生クリームは美味しいものを!美味しいクリスマスケーキを作るポイントその1

まずは、生クリームは美味しいものを選ぶのが美味しいクリスマスケーキを作るポイントです。では、どんな生クリームを選べばよいのでしょうか?

どんな生クリームを美味しいと感じるかは人それぞれだと思いますので、ここではわたしの美味しいと思う生クリームをご紹介します。

生クリームには植物性脂肪と動物性脂肪のものがありますが、我が家は断然動物性脂肪派。

動物性脂肪の方がコクが断然違う気がします。植物性脂肪のクリームはあっさりしすぎ。やっぱり生乳から作った動物性脂肪の生クリームが美味しいと思います。

そして、動物性脂肪の生クリームの中でも、原材料欄を見ると、生乳だけから作ったものと、いろいろ添加物が入ったものがありますが、なるべく添加物の少ないものを選びます。

我が家のオススメ生クリーム、オーム乳業純生クリーム

我が家でここ2年ほど使っているお気に入りの生クリームは、オーム乳業の純生クリーム。

昨年、生協で注文したのを使ってとても美味しかったので、今年も注文しました。

乳脂肪分48%、植物性脂肪分0のあっさりしてるけど、こくのある生クリームです。

前回生クリームを1パック(200ml)しか買ってなかったら、足りませんでした。生クリームは、たっぷり使いたいので、今年は、2パック準備しました。

あと、ほかにも使ってみたいとおもっているのが、「パティシエアッシュ純生クリーム42%」。

こちらも店頭で原材料を確認したところ、生乳で、ほかの原材料の記載はありませんでした。先日のクリスマスシーズンにオイシックスで販売されていたこともありますので、安心して使える生クリームだと思われます。

いちごはたっぷり!美味しいクリスマスケーキを作るポイントその2

わたしが初めて、クリスマスケーキに挑戦する時、職場の先輩でしょっちゅう手作りケーキを作っている先輩がアドバイスしてくれました。

苺のクリスマスケーキを美味しく作るポイントは、いちごをとにかくたっぷり入れることよ!」

これ、本当です。いちごは、たっぷり入れた方が断然美味しい。ということで、今回は2パック準備しました。でも、使ったのは、1パックと半分くらいかな?

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電動泡立て器:クリスマスケーキ必須道具その1

さて、では、早速クリスマスケーキのデコレーションに使う生クリームを泡立てていくわけですが、この時是非準備したいのが、電動泡立て器。

以前は、普通に泡立て器で手作業で泡立てて、お菓子作りって大変って思っていましたが、電動泡立て器にして、ずいぶん作業量が減りました。電動泡立て器はお菓子作りで楽をしようと思うなら、必須アイテムです。

オーム乳業の生クリーム泡立てのポイント

さて、今回準備したオーム乳業の生クリームは、電動泡立て器で一気に泡立ててしまうと、ある瞬間に一気に固まってしまいます。結果、絞り出すのは良いのですが、ケーキにぬるには、やや固めでぱさついてしまいました。

とろっとなったところで、電動泡立て器から、普通の泡立て器に持ち替えて、好きな固さに調節します

パレットナイフはこどもの人数分揃えよう!:クリスマスケーキお助け道具その1

生クリームを泡立てたら、次は、いよいよデコレーション。この時あると便利なのが、パレットナイフ。我が家で使っているパレットナイフはこんなのです。

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ケーキ本体に生クリームを塗りつけ、表面を綺麗にならしていく時に使います。

食べるときのナイフなどで代用できないこともないですが、せっかくケーキ作りを楽しむなら、パレットナイフでパティシエ気分を味わいたいもの。千円もしないパレットナイフもありますから、今後もお菓子作りを楽しむつもりなら是非揃えてみてはいかがでしょう。

そして、このパレットナイフは出来れば、最低こどもの数だけ揃えたいところです。

というのも、1本しかなくて、こどもが複数人だと、絶対「早く替わって」「僕にもやらせて」とけんかになります。たいていのこどもはケーキと生クリームを目の前にすると、デコレーションをやりたくて仕方なくなりますから。

まあ2本あればあったで、「なんでそこを塗るんだ」とか小競り合いになりますが、とりあえず、こどもの人数分用意して、持たせておけば、パティシエ気分をみんな味わえるので、仲良くしなさいとしかる回数が減ります。

最近はスーパーなどのケーキコーナーでも販売していますが、手に入らない方は、ネットでも販売されています。

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生クリーム絞り器の口金&絞り袋:クリスマスケーキ必須道具その2

パレットナイフで綺麗に本体に生クリームが塗れたら、お次は、生クリームを綺麗に絞り出していくデコレーション。これもかなり楽しい。こどもの手前、こどもにやらせていますが、こどもがしているのを見ていると、つい、ちょっとお母さんに貸してご覧、と自分でやってみたくなるほど楽しいデコレーションです。

これをするためには、口金と絞り袋が必須です。

我が家で使っている絞り袋は、こちら。使い捨ての絞り袋です。とがっている先を口金に合うようにちょっとだけ切り飛ばして、口金をはめて使います。

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以前、何度も洗って使える絞り袋、というのも購入したことがありますが、生クリームを使うお菓子をしょっちゅう作るのでなければ、使い捨ての絞り袋でじゅうぶんだと思います。スーパーなどでも袋だけ、安価な価格で販売しています。使うたびに購入されると良いかと思います。

絞り袋の口金もいくつか揃えています。我が家の口金その1。

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この口金を使うのは、天面のデコレーションを使うときに使いました。今回は、2段目の4つ切れ込みがある口金を使いました。こんなデコレーションになります。

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側面のデコレーションに使ったのは、こんな口金。

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こんな波形のデコレーションが出来ます。

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ケーキクーラーがあるとデコレーションに便利!:クリスマスケーキお助け道具その2

そして、デコレーションをするときにあると便利なのが、回転するケーキクーラー。我が家のケーキクーラーはこんなの。

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この上に、お皿をのせて、その皿にスポンジをのせ、デコレーションします。できあがったところ。

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できあがったら、皿ごと、そのままテーブルへ。

デコレーションでどんな時に便利かというと、スポンジ本体に生クリームを塗るときと、側面の波形のデコレーションをする時。片手で回転させながらデコレーションすると、より簡単にできます。

スポンジケーキは小さめに!安上がりにするポイントその1

我が家で今年のクリスマスに作ったいちごの生クリームクリスマスケーキのレシピは以下のとおり。

1 生クリームを塗る用と、絞る用にわけて準備。塗る用を多めに。
2 いちごを洗って、スライス用は切っておく。量は適当。
3 市販のスポンジケーキ(今回は上下2枚にスライス済み。)の下の段を、皿にのせ、上の部分にパレットナイフを使って生クリームを塗る。
4 スライスした苺を生クリームの上にのせる。
5 のせたいちごを崩さないように、さらに生クリームをぬる。
6 もう一度、スライスしたいちごを生クリームの上にのせる。
7 いちごの上に生クリームを塗る。
8 上の段のスポンジをのせる。
9 側面と上面にきれいに生クリームを塗る。
10 側面に波形に生クリームでデコレーションする。
11 上面に好きな用に生クリームでデコレーションする。へたをとったまるごといちごをのせる。
12 側面にスライスしたいちごをはりつける。こんな感じ。

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わがやでは、これでデコレーションは終わりですが、小さいお子さんがおられる家庭ならクリスマスの飾りを飾ってもよいかと思います。スーパーのケーキコーナーやお菓子作り材料のサイトでクリスマスシーズンになると販売されています。

さて、このレシピを見ていただくとわかりますが、かなりたっぷり生クリームといちごを使っています。

もうちょっと節約したいな、と思われる方は、生クリームの塗る量やいちごの量を減らすのではなく、スポンジをちょっと小さめのサイズで作ることをおすすめします。そうすれば、生クリーム少ないんじゃね?という不満を抱くこともなく腹8分目でちょうどよい頃合いになると思います。

我が家もことしは、生協でスポンジを注文したのですが、スポンジが届いてみると結構大きかったので、来年は、店頭でサイズを見て購入しようと思いました。

まとめ:スポンジを買えば結構簡単!いちごの生クリームクリスマスケーキ

実際作ってみるとわかりますが、スポンジを買ってしまえば、生クリームの泡立てとデコレーションだけなら、ケーキ作りは結構簡単です。

そして、こどもと作るときのポイントは、親はアドバイスしたり、困った時に教えてあげるようにして、どんなにへたくそでも、こどもが自分でやる!という限り、こどもにやらせること。

最初は本当に不格好なクリスマスケーキですが、こどもが自分で作ったクリスマスケーキは、こどもにとってとても誇らしいものです。美味しいよ!と言って家族みんなで食べましょう。

そして、毎年作っていると、デザインも手際も次第と上達してきます。今回、この記事に登場しているクリスマスケーキは、実は、下の子がほぼ一人で作ったものです。

最初の年は、本当に無茶苦茶なクリスマスケーキでしたが、毎年作っているうちに、最近はかなり上手に作ることができるようになりました。

こうなったら、親はほとんど、手を出すことはありません。ラクチン、ラクチン。安いし、ラクチンだし、いうことなしです。

皆さんも、こどもさんと一緒に手作りクリスマスケーキ、いかがですか?

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