給水車が来た時の給水タンクはありますか?
防災準備をする場合には様々な場面を想定して準備するわけですが、前々から疑問に思っていたことがあります。
災害時に断水して給水車が来たとして、その水をもらうときの給水タンクって、自分で準備しないといけないの?
記事を書くにあたって、今回さっくり検索してみましたが、市町村によるようです。
いくらか準備してあるというところ、自分で準備してくださいというところ、いろいろあるようです。
ただ、準備してある、と言っても、災害時でしかも非常事態であれば、突然準備できなくなったり、あれー、準備してたけど数足りなくなっちゃった、てへぺろな感じで、結果的に給水を受けられなくなる、という事態もじゅうぶん考えられます。
つまり、自分で給水タンクくらい、用意しておこうよね、という話しです。
給水タンクを選ぶ時に注意したいポイント
給水は一家庭一回何リットルまで、などと市町村によって決まりがあるようですので、それも考えて、給水タンクを準備しなくてはなりません。
給水は一回1タンク18リットルまで、とか書いてある市町村もありました。
この場合は、20リットルタンクを準備したいところですが、20リットルタンクに水を入れるとかなり重そうです。
引っ越し前は、よく灯油を20リットルタンクでガソリンスタンドへ購入しに行っていましたが、20リットルタンク満タンだと、数メートル運ぶのですら、かなり重くて厳しいです。
10リットルタンクに二回じゃいけないのか?とか思いますが、これはもうその市町村に聞いてみないとわかりません。
それじゃなきゃだめとか言われたら、リットルを減らすか、ポリタンクを運ぶためのキャリーが必要でしょう。
いわゆるポリタンク
さて、給水タンクにもいろいろあります。
まず考えつくのが、先ほども書いた灯油ポリタンクのようなごついポリタンク。
しかし、家が広い方は収納できますが、狭くて収納場所のない家だと、さすがに、これは、普段じゃまでしょう。
我が家に、こんなの置いてたら、じゃますぎますわ。
災害時のために、普段の生活が不便になるのも、何か違う気がします。
折りたたみ式のポリタンク
そういう時には、ポリタンクでも、折りたたみ式のタイプがあります。
こんなのですね。
我が家も一つ購入して、押し入れの衣装ケースの防災用品コーナーに放り込んであります。
エニーロックスパウトバッグレビュー
今回はさらに、エニーロックスパウトバッグというものをブロガーイベント関係でもらって、防災用に使えそうだと思ったので、ご紹介します。
これなんですが。
パッケージから出してみました。
結構固めの透明袋に水を入れよう!みたいな感じ?
米とか、氷とかも入れるの想定しているっぽい。
で、今回検証するのは、この給水袋の用途として、ってやつですね。
固い袋の上部に取っ手つきエニーロックがささっています。
この上部の青いスティックをぬくとこんな感じ。
袋だけでも底を広げれば自立できる固さです。
さらに、この上部には、注ぎ口がついています。
使うまでは、ペットボトルのふたみたいに、固定されていて、
開ける時に、ねじり切ります。
エニーロックスパウトバッグに実際に水を入れてみた
実際に水を入れてみました。
底を広げ、水を入れますが、6.5リットルくらいまで入ります。
上部にエニーロックのスティックをさして、密封完了!
実際に手に持ってみると・・・
6.5リットルでも結構重いです。
スパウトバッグ自体は非常に軽いので、つまり水って重いのですね。
そして、取っ手が結構きゃしゃで、ちょっと微妙。
もちろん、おそらくそこは耐荷重を想定して作られているとは思いますが、雰囲気として、ね。
あと、取っ手が細いので、よけいに重みを感じるのかも、という気はしました。
そして、気になる密封度ですが、ひっくり返してみても、特に水漏れとかなかったので、大丈夫っぽいです。
袋に入れたお水を出してみます。
キャップをはずして・・・
だばあ・・・
と、こんな感じです。
エニーロックスパウトバッグの特徴
パッケージに書いてあったエニーロックスパウトバッグの特徴です。
- 持ち運びに便利な取っ手付きで、簡単に取り外し・密封できます。
- 取り出しやすいスパウト(注ぎ口)が付いたバッグです。
- バッグの口が大きく開きますので、ラクラク給水できます。
- 中が洗えて清潔です。
- 未使用時は、コンパクトに折りたたんで収納できます。
- バッグの材質は丈夫な3層構造(ポリエチレン / ナイロン / PET
このうち、口ががばっと大きく開くので、中が洗いやすいというのは、大きな利点だと思いました。
タンクだと、どうしても、中は洗いにくいですからね。
あと、スティックをさすだけなので、密封が簡単なのも、大きなポイントです。
想定されている用途は、非常時の飲料水の確保のほかには・・・
レジャーでの食材の持ち運び、保管。
レジャーでのカメラや携帯電話の防水。
キッチンでの、野菜や果物の保管。
キッチンでの、スナック菓子、コーヒー、乾物などの防湿、お米の保管。
などです。
災害時の給水タンクまとめ
頑丈さをもとめるなら、いわゆるごついポリタンク。
収納性を求めるなら、折りたたみ式ポリタンク。
収納性と、密封性、中が洗えることを求めるなら、エニーロックスパウトバッグでしょか。
エニーロックスパウトバッグは、給水以外の用途にも使える、というのはポイントかもしれませんね。
各自の用途に合わせて、必要なものをそろえてください。
【オススメ防災食!】
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? ボローニャパンの缶詰